モデルであり、夫のヒラトコセイジさんとともに夫婦でケータリングユニット「マフィオ」としても活動しているasacoさん。プライベートでは、12歳から1歳までの4人のお子さんのママでもあります。忙しくも充実した日々を送るasacoさんですが、ときには気持ちがスッキリしない日も。そんなときは、地元・世田谷の“ある場所”へ行くそうです。
元気な人に会って、たくさん笑って、パワーを充電!
「思いがくすぶっているとき、どうしていますか?」と尋ねると、「本当に回らないと占いとかも行っちゃうんですけど(笑)、弱っているときは、“わたし的パワースポット”に出向きます」と答えてくれたasacoさん。そんなasacoさんが自らアポどりをして連れて来てくれた場所が、世田谷区砧にあるセレクトショップ&カフェ「SISTER MARKET」です。
お店の扉を開けると、色とりどりの洋服や小物、アクセサリーが飛び込んできました。どれもそこいらでは手に入らなそうな、手の込んだデザインや個性が光るアイテムばかり。お気に入りだけを集めたクローゼットのような空間で、その場にいるだけでワクワクしてきます。取材そっちのけで手に取りたくなる気持ちを抑え、店内へ。
「最初はフツーにお客として来て買い物しに来ていたのですが、店主の茜ちゃんがすごく魅力的な人で、どんどん仲良くなって。月1、2回のペースで通うようになりました。服もアクセサリーもかわいいから物色したいんだけど、いつも話し込んで時間がなくなってしまい、帰り際にサッと見て帰るパターン。それで、店からの帰り道、気づいたら自分にもパワーがみなぎっていた!ってことが多々あります。元気な人からパワーを充電してもらっている感じです」
そして、ここへ来たらそりゃ元気になるわ、という証拠写真がこちら。茜さんと話しているときのasacoさん、常に笑っていました。笑っているというか、爆笑していました。
「最寄駅から徒歩15分の住宅街という立地なのに、本当にひっきりなしにお客さんが来るの! みんな、茜ちゃんに会いに来ているのが伝わってきます。もう、“砧の母”って感じ! シスマは、世田谷のパワースポットだね!」
そして、“砧の母”張本人である茜さんは……。
「この間は、“世田谷の寂聴”って言われました(笑)。大笑いして、スッキリして帰って行ってくれたらいいなって思っています。いいことも悪いことも、起きていることはぜんぶ自分のマインドが決めているから、笑っていれば元気になる。そうやって、身近な人たちががハッピーになってくれたらうれしいですね」
「寂庵ならぬ茜庵ですね!」と言おうとしてやめた私も、茜さんと話していたら、何だかハッピーな気分に。asacoさんの最高の笑顔と、ふたりの会話に引っ張られて、気づけばそこにいる人たちもみんな笑顔。
気分が塞いでいるときは部屋に引きこもりがちな人も多いでしょう。
でも、一歩外へ出ると、また違う世界が広がっている。
asacoさんの生きかたのヒントは、そのことを教えてくれました。
SISTER MARKET
所在地:東京都世田谷区砧3-17-2 1F
営業時間:12:00~19:00
定休日:日曜
【HP】https://sistermarketclothing.com
【Instagram】@sister_market
PROFILE
asaco
モデル・4児の母。1978年静岡県浜松市生まれ。2018年5月に4人目を出産し、現在、2男2女のママ(12才、10才、6才、1才)。モデルとして、ファッション&ママ雑誌や家族でCMに出演。夫婦でケータリング業「マフィオ」を展開。さらに、母目線でこどもにまつわるコラムを執筆したりと、子育てをしながら多方面で活躍中。
【Instagram】hiratoko_asaco
写真/矢部ひとみ 取材・文/羽田朋美(Neem Tree)